美味しい館。アレア品川の【食育】発信!健康の秘訣?美活弁当
健康美をめざす、
「美活弁当」のコツとは?
厳しい残暑で、夏の疲れが取れにくい。食べ物も傷みやすいし、コンロもあまり使いたくない…。
そんなお悩みにフォーカスした、夏から秋にかけてのお弁当レシピをご紹介します♪
お弁当は、理にかなった
食事スタイル
現代は、炊飯器や電子レンジの登場で、温かいご飯がいつでもどこでも食べられるようになりました。しかし、かつての日本では、炊飯は一日に一度。おひつにご飯を取って、余計な水分を飛ばしながら冷まし、お酢や梅干しを入れて米が腐らないよう工夫をしていました。
実は、冷たいご飯にはある利点があります。それは、「難消化性デンプン」が生まれることです。ご飯、さつまいも、ジャガイモなどを冷やすと、デンプンが消化されにくい形に変質し、糖の吸収を8割ほどに抑えることができます。これにより血糖値の上昇が抑えられ、残りの2割は腸内細菌が利用するため、腸内環境も良くなります。あえて冷たいご飯を使うお弁当は、実はとても理にかなった食事法なのです。
夏〜秋のお弁当のポイント
〜他の季節との違いは?〜
夏から秋にかけてのお弁当作りで気をつける点は、以下の2つです。
・食材が傷まない工夫をすること。
・暑くてもしっかり食べられる味にすること。
そのために、以下の基本を押さえておきましょう。
①手を洗う、調理器具を清潔にする。
②酸味のあるもの、発酵調味料を使う。
調理前に必ず手を洗い、調理器具は清潔なものを使います。まな板も、肉・魚と野菜で使い分けましょう。夏は特に食材が傷みやすい季節ですが、酸味のあるものや発酵調味料をうまく使うことで、傷みにくいお弁当を実現できます。例えばご飯を炊くときに、米2合に対し酢大さじ1を入れて炊くと、腐りにくくなります。ご飯のPH(ペーハー)が中性からやや酸性に傾くことで日持ちするようになるのです。
夏に食欲が減退するのは、水分が多いものを摂って胃酸が薄まるためです。梅干しや酢飯などの酸っぱいものを食べると、胃が動かされて胃酸の分泌量が増え、消化を助けてくれます。また、発酵調味料(醤油、味噌、酢、本みりん、清酒など)もPHが酸性に傾いているため、うまく味付けに取り入れていきましょう。
キレイの秘訣は
「食べること!」
美しく健やかでいるために一番大切なのは、いろいろな食材をまんべんなく食べることです。食が細くなると便秘しがちになるので、食物繊維のあるものを取り入れましょう。夏野菜には、体の熱をとる作用があり、残暑の疲れを取るのにぴったりです。そこに抗酸化作用が強い赤・黄・緑・紫などの緑黄色野菜を上手に組み合わせると、アンチエイジングにも効果的です。
まだまだ暑いので、できるだけキッチンに立ちたくないという方も多いかもしれません。今回は、時短かつ作り置きができるカンタンなお弁当レシピをご用意しました。ぜひ毎日のお料理の参考にしてみてください。健康的な美活弁当で、元気に楽しく過ごしましょう!
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食欲増進と傷みにくさに
アプローチした夏のお弁当ゆかりは、梅干しを漬けた時のしそを乾燥させたもの。ラペのリンゴ酢や和え物の醤油などの発酵調味料も、胃酸の分泌を助けます。
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夏野菜たっぷりのスープに
オーツ麦を加えて栄養バランスも◎。じゃがいも・ベーコン・ズッキーニ・玉ねぎを1cm角に切り、刻みにんにくと一緒にオリーブ油で炒める。茹で大豆・トマト缶・コンソメ・水・塩胡椒を加えて煮込む。スープジャーにスープとオートミール20gを入れて蓋をし、10分以上置く。お好みで食べる直前に粉チーズを入れる。
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みょうがやすりごまなどの
香味食材で食欲UP♪酢飯や、塩もみした胡瓜や酢につけた蓮根で、さらに傷みにくい工夫を。
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お弁当でも、
夏はさっぱりそうめん♪たんぱく質と緑黄力野菜も取り入れて、夏バテ知らずのお弁当です。
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食育記事 監修/ 管理栄養士 市野真理子
デザイナーフーズ株式会社 代表取締役社長。食品メーカー、コンビニ、スーパー等に対してセミナー、講演、商品企画開発、情報提供、栄養カウンセリング、衛生管理などのアドバイスを行う。2万5000件の野菜検体データベースを所有。