アレアde食育

Interview

生きることは、食べること。
「食べること」は幸せの礎です。

“食べること”は、生きていくうえでの基本。命を支える大切な食事をおいしく、楽しく続けていくために、歯はとても重要な役割をしています。今回は、高島デンタルオフィスの高島義明院長に、歯が私たちの食生活や健康に及ぼす影響についてお話を伺いました。もういちど、歯の大切さを考えてみませんか?

8 0 歳になったとき自分の歯は何本残る… ?

80歳になったとき、自分の歯がどれぐらい残っているか考えたことはありますか? データによると、80歳で残っている自分の歯は6.7本が平均だそうです。思った以上に少ないと思いませんか…? ちなみに歯科予防先進国のスウェーデンでは、21本が平均です。歯は、20本以上あれば健康的な食生活を送れるといわれており、厚生労働省や日本歯科医師会でも「8020運動」(“80歳になっても20本以上自分の歯を保 とう”という運動)を推進しています。しかし、目標にはまだまだほど遠い現状。では、歳をとって自分の歯がなくなっていくと、どのようなリスクがあるのでしょうか…?

老後の健康ライフの鍵をにぎるのは“ 自分の歯”

自分の歯が1本しか残っておらず、他はすべて入れ歯…という人は、食事をする時、そのたった1本残った自分の歯で物を噛むそうです。自分の歯が食事においてどれだけ大事な役割を担っているのか、よくわかる話ですね。“自分の歯で食事をする”ということはすごく大切で、美味しさの感じ方が違ってくるという意見もあります。また、自分の歯が多く残っている方は健康長寿の場合が多く、大きな病気にもかかりにくいと言われています。逆に80歳でほとんどの歯を失ってしまった方は、寝たきりや大きな病気、また痴呆になる割合も増えるのだとか…。経済的にも大きな差が出ます。老後、健康で充実した生活を送るためにも、そして生涯自分の歯で食べる楽しみを味わうためにも、“自分の歯をできるだけ多く残す”ということは重要なことなのです。

日々のメンテナンスで自分の歯を守ろう!

では、どうすれば自分の歯を多く残せるのでしょう? それは、やはり日々のメンテナンスが最も大切です。 歯を失う原因は大きく分けて虫歯と歯周病がありますが、どちらの予防にも日常ケアが欠かせません。虫歯は、糖をエサに繁殖した虫歯菌が酸を排出して歯を溶かすことが原因となります。歯周病も、磨き残しから歯に付着するプラークが原因です。これらを防ぐには、まず食事の後にしっかり時間をかけて丁寧に歯を磨くこと。ただ、セルフケアだけで健康な歯を保ち続けるのはなかなか難しいので、やはり歯医者さんの定期検診が有効です。虫歯や歯周病の早期発見にも定期健診は大いに役立ちます。いつまでも自分の歯でおいしいものを食べ続けるために、そして、健康で楽しい老後を迎えるために、日頃からしっかりメンテナンスを行って大切な自分の歯を守りましょう!

院長 高島義明

日本歯科医師会会員/厚生労働省認定:臨床研修施設 日本インプラント学会会員【海外研修実績】アメリカ:ニューヨーク大学・南カリフォルニア大学修了、AAP:全米歯周病学会会員、
【国際資格】ICOI:国際インプラント学会指導医

院長 高島義明
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高島デンタルオフィス アレア品川

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